ワンチャイ+金庸+その周辺、中華武侠スキ日記☆ since 2007.05.25.
10 , 10
ジェット・リー+ジェイソン・ステイサム主演、『ローグ・アサシン』観てきました。

公開後だったので、ネットにての前評判をちょろっとチェックしたところ、
「アクションがちょっと……」
「台詞がちょっと……」
「この役は別にジェットでなくてもよかったんじゃね?」
なので微妙にムネムネ(ドキが)しながら行ったのですが。

監督グッジョブ!
脚本グッジョブ!
いい仕事……!

いやーもう、もうもうもう、堪能させていただきましたよ。
出来ない! こんな演技、この人でないと絶対に出来ないよ……!!!><

前作の『スピリット』で本人が公言して区切りをつけている以上、いわゆるカンフーアクションと、ジェット・リーとをイコールで結びつける必要はむしろ何処にもないわけです。
伝説の殺し屋、である以上、その仕事は一撃必殺であることが当然でありまた必定。
その挙動を、ああも鮮やかかつしなやかに、フィルムに焼きつけることができる、というのはそれ自体が容易なことではないはずです。
どんなアクションでもこなせる技術、どんな武器でも使いこなせる技術、そこにいたるまでの訓練、経験。そんな下地があるからこそ、一瞬の的確な動作や身ごなしが可能でありかつ誰の目から見ても華麗極まりない代物になるわけで、今回は静の中にジェット・リーの『アクション』の凄さというものを見ることができるというべきでしょう!(鼻息)(飛鴻風に)(ふんっ)。

静かな歩き方ひとつ。カメラがその後ろ姿を追っていく。
それだけの映像でも鳥肌が立つような感覚を味わうことができるのは、私にとってはほんと、この俳優さんしかおりません。

台詞が少ない! という見方もあるかもしらんのですが、なにしろ伝説の殺し屋だもんな……。
饒舌だったやイヤだなオレは……。
台詞が無い、ということは、仕草や目線、顔の筋肉の動かし方や、小さな仕草のひとつひとつで台詞以上の演技をしなければならなくなるわけですから。
それを踏まえれば文字通り、台詞以上にその演技、十二分に凄まじかったと思います。

ストーリーもよかったですし、カーチェイスももっさりとかっこよかった! シフトチェンジしながらチラリとミラーに流す目とかがね……もうもうもう……くあー!!!!!
それからそれから日本刀ー! 
前作の『スピリット』でも、魂抜けるほどうっとりこいたりしたんですが……リンチェイが刀剣を扱うそのあまりにも華麗なさまと来た日には! 
向き合ったら見惚れてるうちに脳天かち割られそうですよ。

気になるのはやっぱり日本語なんですが(笑)、『掃き溜めに鶴』ってさ!!!(爆)
ヤナガワさんはもっとヤクザらしいスローガンを掲げるといい。
ステイサムさんはたいへんがんばってくださったのだと思います。日本語の台詞なんか思わず聞けてとても嬉しい。ていうかむしろあたし日本語聞き取れなくて字幕読んだわ。日本人が話す英語や中国語も、それを母国語とするネイティブからは、こんなふうに聞こえてるんだろうなあ。言語って難しい。

おのれ神!(←それはもういい)

途中からどっちがチャイニーズマフィアでどっちがジャパニーズヤクザかわからなくなってきた。
なんてことはいいませんよ。ええ。
欧米人が、区別出来ない、っていう気持ち、わかったわあ……。

 


    
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